About Plume SHIFT

プリュム シフトについて

Plume SHIFTは、
あらゆる不調や悩みを抱えながらも、一生懸命に働く女性に、
「からだのしくみを知ることで、心地よくいられる」ことを広め、
不調の原因となる、4つの生活習慣「食べる・寝る・出す・動く」の
大切さや意味を紐解きながら、わかりやすく伝えます。
そして、
様々な環境で逞しく生きる現代の女性たちが、
それぞれの個性を受け入れながら、
自分らしい花を咲かせることを楽しめる社会を目指します。
Plume SHIFT 3つのこだわり
  • 今、必要な「からだのしくみ」をわかりやすく伝えます。
  • 自然由来で、からだに馴染みやすいものだけを使います。
  • 女性を楽しむことを忘れず、大切にします。

History

History01

家族の病気と母の影響で、看護師に

看護師になったのは、祖母の最期を目の当たりにし、悔いが残ったことがきっかけ。
母が看護師として働いていたこともあり、私にとって身近な職業でした。

それから、弟が重度のアトピーで、人が変わってしまったんです。
家族にも、いろんな影響がありましたね。
アレルギーは、本人だけでなく、家族にも影を落とす病気。
家族として経験したからこそ、「こんな病気、増やしちゃいけない。」という想いが強いです。

弟のアトピーは、大人になった今も治らないままですが、
肌を隠し、痒みと付き合いながら過ごしています。

History02

女性の過酷な労働環境に愕然

無事に看護師となり、大学病院に就職しました。
しかし、いざ就職してみたら、あまりにも過酷な環境で働く先輩の姿に、愕然としました。

看護師として働いたことで、
「母は、こんなに大変な仕事をしながら、家事をしてくれていたんだ。」
ということに気づかされました。
当時、そんな母に対して、反抗ばかりしていた自分を情けなく思ったのを、今でも鮮明に覚えています。
また、それと同時に、母の自己犠牲や家族への想いに触れた気がしたのです。

それと、慣れない仕事に一生懸命だった同僚が、
休憩室で「足が痛い~」と笑いながらさする、パンパンにむくんだ足を見て、
「ああ、私はこういう人を助ける仕事をしたいんだ」
そう思うようになりました。

この時期に、人生の先輩の生きる姿、働く姿から、
女性に対し、尊敬の念を抱くようになりました。

History03

化粧品や薬が及ぼす身体への影響

病棟に配属された時、
原因不明のアレルギーで入院している女性たちを受け持つことになりました。
ある時、女性に多いアレルギー性の疾患と知って、
「どうして女性だけに?」という疑問が。
私は原因を知りたかったのですが、ドクターは治療の話ばかり。
当時は、今と比べて情報が少なかったのですが、自分なりに調べていくうちに、
海外の文献から、化粧品が影響している可能性があることがわかってきました。
一般的に、男性と比べたら、女性の方が化粧品を使う頻度が高いですよね。
そのため、原因のひとつとして、大いに考えられました。

「綺麗になりたい。」

そのために使う化粧品が、結果として女性を苦しめるなんて。
これが事実ならば、女性たちに教えなくちゃと。

History04

安心安全な化粧品は、自然の恵み

病院に勤務したことで、薬が身体に及ぼす怖さに気づき始めていたうえに、
化粧品まで悪影響があるなんて、、、
そう思いながら、安全なものはないのかを調べ、
メディカルアロマなど、薬の代わりになるものを探すように。

なぜ化粧品が身体に悪影響を及ぼすのか。
化粧品に使われている成分は、どんなものなのか。

あらゆる情報を取り入れながら、自分なりに納得できる、安全な化粧品。

そこで出た結論は、
自然由来で、石油が使われていないもの。

私の植物のチカラやオーガニックのこだわりは、
ここが原点です。

History05

自宅の一室から、想いがカタチに

キレイになりながら、健康に。
そんなことを始めたくて、医療に関わる人が通える学校で、
香りで癒されながら、免疫力を上げられるリンパマッサージを学びました。

肌から浸透しても害のない、安全な化粧品で、
いつも頑張っている看護師仲間を癒したい。
そんな想いでいっぱいでした。

自宅の一室で、まずはナース仲間に。
そして、子育てと仕事を頑張るお母さん達に。
アロマの香りでリラックスしながら、
滞りやすいリンパを流すマッサージ。
思い描いていたことが、形になって嬉しかったですね。

その当時は、
「小さな子供を持つお母さんがエステなんて!」
という下町の古い価値観が、まだまだ当たり前でした。

普段は、化粧をほとんどしないようなお母さんが、
施術後、自分の変化にビックリしたり、思いがけず感謝されたり、
今までにない反応が返ってきたのは、貴重な経験になりました。

キレイになったお母さんが、笑顔で帰る姿を見送るのが、
とにかく楽しみでした。

History06

リンパマッサージの限界とセルフケアの必要性

施術直後に良くなっても、また同じ状態になって、お客様が戻ってくる。
それが、とても残念でした。

私がしていたリンパマッサージは、どうしてもその場しのぎ。
一時的なケアだけでは、維持するのは難しく、
マッサージの限界を感じ始めました。

だけど、多くのお客様の中でも、
ブライダルやダイエットなど、期限や具体的な数値目標が
決まっていると、
次回までの維持だけでなく、理想の状態に変化しやすいことが
わかってきました。

その違いは、
わたしが提案した自宅でのセルフケアなどを、
次の来店まで、日常で取り入れてくれたこと。

そんな経験から、
それぞれの生活や体質にあった方法で、日常からケアできれば...
という想いが、フツフツと湧き上がってきていました。

History07

現代の女性が抱える、さまざまな悩みに直面

身近な人をマッサージしているうちに、
友人や家族を紹介して頂けるようになりました。

そこから、いろんな世代や立場のお客様が来てくれるようになり、
今の女性のさまざまな悩みを知ることに。

女性の社会進出や、働き方の問題。
晩婚化や核家族の影響。
食や化粧品、経皮毒。

ひとつの悩みではなく、いろいろ複雑に絡み合っているのも、
特徴として見えてきたのも、この頃でした。

History08

香りのチカラとストレス

アロマを学び、お客様の状態や症状に合わせ、
精油を4~5種類ブレンドし、マッサージに取り入れていました。

しかし、正直、効果に疑問がありました。

そんな時、新たな出会いが。
その方は、調香師の辻先生。

先生は、天然香料を用いた香りで、
病気を改善することができたのです。
普通に考えたら、信じられないですよね。

けど、難病や奇病、ストレスによる症状が良くなる姿を、
実際に目の前で、何人も見たのです。
そして、「これだ!」と確信しました。

嗅覚は、五感の中で、唯一脳に直接作用する感覚。
そこに、香りを通して、植物が変化を起こす。
こんな感動はありませんでした。

こうして、先生に弟子入り。
20種類以上の天然香料をブレンドし、香りを組み立てる、
「調香」という技術を習い始めました。
実際やってみると、本当に面白く、すっかり虜に。

学んでいくうちに、
数ある植物の香料を、ひとつひとつ嗅いだ時の
反応によって、
ストレスの種類や深さがわかることを知りました。
それはそれは、かなりの衝撃でした。

その方法で、友人が抱えていた
ストレスの深さを知った時、
本当の意味での「健康」とは、
身体だけでなく、こころの状態も大切ということに、
改めて気づかされました。

History09

社会的な問題 こころの病気とストレスケア

こころの健康を意識するようになってから、
うつやパニック障害などの、こころの病気にも
目が向くようになりました。

心の病には、薬以外の治療法が確立されていないため、
病院に行けば、簡単に薬を出します。
最近は、子供にも、抗うつ剤や抗不安剤が処方されるように
なっていて、
これには、とても危機感があります。

薬に頼る前にできることって、本当に何もないのかな?
と、強く思うように。

うつで、会社に行けなくなる人の多さから、
ストレスケアマネジメントが、企業で導入され、
新たな看護師の役割として、必要となってきています。
私も、企業でのストレスケアに関われればと考え、
厚生労働省のストレスチェック実施者養成研修を受けました。

しかし、社内で行われる面談やカウンセリングでは、
なかなか本当のことは言えない。それが現実。
法律で、個人の情報や話した内容は守られると決まっていても、
どうしても、立場や昇給への影響、噂になることを
考えてしまうから。

それならば、社外でストレスケアに対応できる場を。
そう考えました。

プリュムで、
こころの荷を降ろしてもらえたら。
香りでストレスを和らげられたら。
今までは、からだのケアだけだったけど、
こころのケアもできるなら、と。

History10

入院・手術の暮らしへの影響

2015年、自分自身の手術と入院をしました。

みなさん経験があると思いますが、
私も仕事で慌ただしくなると、自分のことは二の次。
忙しいを言い訳に、生活に支障がなければ、
病院なんて行かないです。

さすがに、その時の入院と手術は、
「本当にそれでいいのかな?」と、
改めて考えさせられるきっかけになりました。
もっと早い段階で、ケアしていたら、
自分の手に負えないと判断した時点で、
すぐに病院に行っていたら、
手術には至らなかったかもしれない。

からだをケアする仕事をしながら、
こういう状況に陥ってしまったことに、
お客様に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、
心から反省しました。

ただ、入院や手術の辛さや体力の落ち方、
そして、家族に迷惑をかける後ろめたさや
待っていてくれるお客様への影響など、
健康を害することの大変さを体感したことで、
大きな病気をしたお客様の気持ちが、
よりわかるようになりました。

History11

一人の娘を持つ母として

この先、娘が健やかに生きていることを望みます。
そして、娘が望むなら、安心して子を身ごもり、
産み育てられる身体と環境が整っていることを願っています。

娘も同じ女性だから、
からだのことで悩むことがあるはずです。

健やかに生きる方法を身につけ、
笑顔で暮らして欲しい。

そんな願いも込めて、
今、悩んでいる女性に私ができることを
全力でサポートしています。

薬だけに頼らず、情報に惑わされず、
社会や環境が変わっても、自分のことは自分で守れる女性を
増やしたい。

娘が社会に出た時に、
そんなステキな先輩たちに出逢い、
大切なことを教わることを信じて。

History12

偉大な母と女性としての美しさ

大変な仕事と家事を、いつも支えてくれていた母。

そんな母に対して、「もっと綺麗にしたらいいのに」と、
化粧っ気がなく地味なことに、いつも不満でした。

でも実は、そんな母も素肌の手入れだけは、
毎日コツコツ続けていて、
60歳を過ぎた今でも、40代の私より肌がきれいなんです。
これは本当に凄い。

「見た目だけが、女性としての美しさではない」と、
母から学びました。

肌を慈しみ、大切に扱う。
女性として、見習いたいことのひとつですね。

History13

女性には、いつも笑っていて欲しい

私たち女性は、まず誰かの娘です。
そして、妻や母であったり、誰かの大切な人になったりします。

女性は、その大切な人を笑顔にする役割を持っている。
そう考えます。

わたしは、女性を「花」と捉えています。
きれいに咲いている花は、そこにあるだけで、
気持ちを和ませてくれたり、明るくさせてくれる存在。

その反面、看護師時代に見た、女性には過酷すぎる職場環境。
忙しい日常の中でも、
簡単に取り入れられるセルフケアがあったら、
表情が曇ることが減るかもしれない。

いつも晴れやかな笑顔で居続けるためにも、
もっとからだとこころを気にかけて、
健やかな日々を送ってほしい。

そして、そのお客様が、笑顔を絶やさず、
家族や友人を気にかけることができるようになってくれたら、
こんなに嬉しいことはないです。

つながり、受け継いでいく

女性って、助け合える和や輪の関係。
母娘のように、脈々と受け継いでいくものが
あります。

私が看護師時代に感じた、
「一生懸命に働く女性を癒したり、
助けたりしたい。」
この想いは、今でも変わりません。
そして、これからも続いていくと確信しています。

プリュムのお客様は、
「誰かの役に立つならば」と置き土産として、
ご自身の情報をいろいろ教えてくださいます。
そんなお客様に支えられて、今があります。
本当に感謝しています。


これからプリュムは、
プリュムシフトとして、次のステージに踏み出します。

私にできるのは、
そんなお客様と繋がりながら、
少しでも生きやすく、少しでも健康に、
一生懸命に働く女性のチカラになること。

女性だけの見えない結束力の強さが交錯する。
これからも、そんな場でありたいです。

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