こんにちは
PlumeSHIFTの近藤雅子です。
先日、TVで気温が25度を上回ると、ビールが美味しいと聞きました。
最近はハイボール派だった近藤も、どうりでビールが飲みたくなるなって感じていたところでした。納得!
クラフトビールや、ご当地ビールも珍しくてつい味見しちゃうε-(´∀`; )
さて、ビールといえば、アルコール。
大人のみなさんは、アルコールを飲みすぎるとどうなるか?
ちょっと想像してみてください。
思い出したくない経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう(笑)
酔った勢いで、口がすべったとか、騒いで怒られたとか、喧嘩したとか。
ええ、私もありますw
酔っぱらって帰宅して、娘のおでこに何度もデコピンして泣かせた。とか、飲みすぎて動けなくなったところを、おまわりさんに助けてもらった。とかねw
あ、でも今日はそういう話しじゃなくて💦
血液検査での話です。
アルコールが肝臓に良くないって聞いたことあると思うのです。
じゃ、具体的に血液検査ではどこの項目なのかってことですね。
見る項目は、3つあります。
1.「γ-GTP」(ガンマ ジーティーピー)
お酒が好きで辞められない方達にとっては、気になるガンマ。
「今回はガンマ高くなかったから、よかったよー」のように使います(笑)
高いと、ドクターに飲酒制限されちゃいますからね。
これ、お酒の量が増えると連動しやすい特徴があります。
基準値は、
◆男性:0~60 IU/I
◆女性:0~30 IU/I
検診では、男性も女性も「25IU/I」をオーバーしたら、指導になることが多いです。
だけど、飲酒量とγ‐GTPが必ずしも影響する人ばかりでもなくて、個人差があるんですよね。
2.「TG」(トリグリセリド)
中性脂肪とも言います。
アルコールって、糖質からできているのでここにも影響します。
基準値は、
30~150 mg/dl
アルコールを飲まない人でも、この項目が高い人もいるんですよ。
その場合は、糖質過多。炭水化物や甘いものが多いってこと。
単純に糖質過多の場合は、γ‐GTPは上がりません。
3.「UA」 (尿酸)
痛風で有名なUAですね。
腎不全や、糖尿病などでも数字が高くでます。
それ以外に、肉類の摂りすぎ、急激な減量、薬の副作用、ストレスなどでも反応することがあります。
(でも、今回は「アルコールとの関係のお話」に絞って書きますね。)
つまり、γ‐GTP・TG・UAが高いと、飲酒量が多すぎるよって意味になります。
γ‐GTP:300やTG:3000なんて、びっくりするぐらい高くなるから(シラフの時にね)、そんな時は飲む量を振り返ってみてくださいね。
少し飲むのを控えるだけで、数字はすぐに落ち着きます。
だから、健康診断がある数日前に調節してる人、いますよねー!
でも。安心してください。
数日のお酒の調節では、なんとも数字が変化しにくいのが
AST(GOT)とALT(GPT)です。
いわゆる、肝臓の機能をみる数字。この2つが高いと、アルコールによって肝臓の機能に問題起こしちゃってるかも?となり、さらに詳しく検査されたり、場合によってはお薬出されます。
基準値は、
AST:10〜40 IU/l
ALT:6〜40 IU/l
私が見る限り、年齢が若いと肝臓の数字は一桁の人が多いです。
だから、飲酒していてもすぐに肝臓の数字には現れない。
むしろ、中年ぐらいの方の方が肝臓の数字に影響しやすいです。
また、薬を飲んでる人は、量や年数によっては、アルコールでさらに肝臓への影響があるようです。
肝臓は、解毒に関する臓器です。薬もアルコールも、体にとっては異物なんですよね。
肝臓さんのことを思えば、負担ばかりかけちゃいけないよね💦
また、飲酒の習慣がある人は、以前は圧倒的に男性だったのですが、最近、女性に増えてきたんです!
しかも、女性はお酒に依存しやすいこともわかってきました。
忙しくて時間がない人や、ストレスを感じやすい人にとって、気軽に気分を変えてくれるアルコールは、ハマりやすいのかもしれません。
ほどほどに楽しんで下さいね!(近藤も気をつけますw)
まとめ
夏だから、アルコールを飲む機会が増えてしまって、ちょっと気になるって人は、γ-GTP・TG・UAの3項目の数値を。
習慣的に飲んでいて、飲まずにはいらない日もあるって人は、上記の項目にプラス、AST・ALTの2項目の数値にも注目して下さいね。
ちなみに、5項目全部が高値になると、、、
厳しーい飲酒制限が通達されるそうです!!
それでは今日はここまでです
いつもありがとうございます😊
近藤雅子